更年期治療
当院の更年期治療
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01
20年以上、女性の更年期の悩みに寄り添ってきた医師が診察します
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02
更年期から増えてくる病気についても検査し、合わせて診察が可能です
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西洋医学・漢方医学を用いた総合治療を提供しています
更年期障害とは
更年期とは一般的には、45歳から55歳の期間を指しますが、個人差があり閉経±5年の期間になります。
更年期を迎えると卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)が急激に低下します。このエストロゲン分泌の変化によって身体にもさまざまな変化が現れます。
閉経前後の月経は生理の周期が乱れて、出血量が少なかったり、多くなったり、だらだらと続いたり、不正出血があったりします。また、腟内環境も乱れがちでさまざまなトラブルがおこりやすくなります。
更年期障害に現れる症状
ホットフラッシュ、めまい、倦怠感、疲労感、気分の落ち込み、不安感、動悸、不眠…等、自律神経の乱れが起こります。生理時の大量出血による貧血。腟の乾燥による萎縮や腟炎。
更年期から増えてくる病気
エストロゲン分泌の低下に伴って、脂質異常症や動脈硬化などの生活習慣病、骨密度の低下による骨粗鬆症。骨折。脳血管障害や心血管障害。子宮がん。卵巣がん。萎縮性腔炎や細菌性腔炎。
当院で行う検査
血液検査、子宮がん検査、卵巣がん(超音波)検査、動脈硬化検査、骨密度検査
初診時の流れ
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ご来院・受付
問診票と更年期チェックシートを記入していただきます。
面談コーナーにてスタッフが対応いたします。 -
診察
チェックシートを確認しながら、具体的な症状を問診します。治療法の希望を確認します。
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検査
一般血液検査、ホルモン血液検査、子宮がん・卵巣がん検査を行います。
一部検査は次回になることもあります。
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治療の選択
薬物療法や注射など、治療法を相談して決めていきます。
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次回の診察の確認
2〜4週間後以降に受診していただき、治療効果の状態を確認します。
効果が不十分な場合には、改めて治療方法を相談し再検討します。
次回行う動脈硬化検査、骨密度検査の説明をいたします。検査料金:
動脈硬化検査(2,600円)、骨密度検査(1,300円)
なお、検査の結果により管理や治療が必要であれば、次回の検査は保険診療になります。
主な治療方法
漢方療法
症状によってたくさんの種類があります。
症状にあった漢方を相談しながら処方します。
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メリット
- さまざまな漢方を使い分けられる
- 副作用が少ない
- 安全性が高い
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デメリット
- 効果がマイルド
- 効果に個人差がある

プラセンタ療法(メルスモン注射)
プラセンタ(ヒト由来の胎盤)を注射します。
更年期障害の治療としてプラセンタ療法を行う場合は、保険の適用となる場合があります。
飲むプラセンタもあります(自由診療)。
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<費用>
- 保険診療の場合:3割負担で520円
- 自由診療の場合:1アンプル1,800円(税込)
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メリット
- 効果が明確で、特に疲労回復に顕著に効く
- 副作用が少ない
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デメリット
- 週2,3回の通院が必要
- 注射部に内出血ができる

ホルモン補充療法(HRT療法)
エストロゲンを経皮や経口投与します。
喫煙されている方は、血栓症のリスクが高くなるのでHRTの治療はできません。
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メリット
- ホットフラッシュの特効薬
- 骨粗鬆症予防など多面的な効果
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デメリット
- 5年以上使用すると乳がんの確率が少し増加
- 不正出血がある

エクエルプチ(サプリメント)
植物エストロゲン作用のあるサプリメント、大塚製薬のエクエルプチを服用します。
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メリット
- 指関節のトラブルに有効
- 多面的なエイジングケア効果
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デメリット
- 保険適用外(自費)、4,100円(1ヶ月分)

にんにく注射
ビタミンB1を中心としたビタミンとブドウ糖を組み合わせた静脈注射です。
ビタミンB1には、疲労物質である乳酸を分解する働きがあり、体調改善が期待できます。
サプリメントと違い血管に直接注入するため 作用を実感しやすいのが特徴です。
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<費用>
- 初診料が初回のみ1,000円かかります。
2回目以降で診察無しの場合は以下に記載の料金になります。
- 初診料が初回のみ1,000円かかります。
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<予約について>
- 初診時のみ予約制です。ネット予約からご予約ください。
- 2回目以降で注射のみの方はご予約が必要ありませんので、下記の時間内に直接来院ください。
午前:
8:30〜11:00
午後:
14:00〜16:30(14:00〜14:30がおすすめ)
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メリット
- 疲労回復に即効性があり、疲労感を感じたときにおすすめ
- 副作用が少ない
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デメリット
- 保険適用外(自費)、1,500円または2,000円
- 注射の際に、にんにくに似た臭いがする

にんにく注射 |
にんにくDX |
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作用 |
疲労、だるさ、肩こり、口内炎など |
疲労、だるさ、肩こり、口内炎など+肌荒れ、美白 |
内容 |
アリナミンF50:1本 |
アリナミンF50:1本 |
治療期間/回数 |
1日/1回 |
1日/1回 |
料金(税込) |
1,500円 回数券もあります |
2,000円 回数券もあります |
おすすめ |
疲労感 |
疲労感と美白 |
にんにく注射の注意点
- ビタミンB1に含まれる、硫化アリルという成分によって、にんにくのような臭いが強く感じられます。ご気分が悪くなった場合はスタッフにお伝えください。注射後しばらくすると臭いは消失していきます。また、臭いを感じているのはご自身だけで、周囲にはわかりませんのでご安心ください。
- 血管痛や胸部の不快感、胸のだるさを感じる方がいらっしゃいます。辛いときは注射の速度をゆっくりにしたり、一度止めるなど、様子を見ながら実施しますので、我慢せずにスタッフへお声がけください。
- 注射した部位が腫れたり、内出血を生じることがあります。これらの症状は数日で吸収されて消失しますが、一週間以内に腕を露出するような機会がある方は、痕が残ることがありますのでご注意ください。注射の後は注射部位を揉まずにしっかりと押さえたり、注射をした腕で重い荷物を持たないようにするなど、ご注意ください。また十分に押さえた場合でも内出血の色が出ることはあります。
上記はいかなる熟練者が注射を行っても、一定の確率で発生する可能性があり、避けられません。
注射を受けられる方はこれらの注意点をあらかじめご理解の上、受けるようにしてください。
よくある質問
どれくらいの間隔で打てばいいですか?
1回の注射で作用は数日持続しますが、症状により週1回~2週に1回をおすすめします。
注射頻度は個人差がありますので、疲れを実感したタイミングで注射をご検討ください。
安全性はどうですか?
基本的に過剰なビタミンBは体外に放出されるためほとんど副作用はありませんが、稀に下記の症状が出ることもあります。
アレルギー反応:頭痛・下痢・湿疹・蕁麻疹
保険診療で打てますか?
保険適用外の自費診療なります。
注射の所要時間はどれくらいですか?
15分程度です。
閉経後の健康管理

女性の平均寿命は、87歳。ところが、更に寿命が延びて現在「人生100年時代」と言われています。
そう考えると、閉経後の人生は30年以上あると言うことですね。
閉経後の人生は、安らぎと幸福の時間にしたいものです。そのために「健康に老いる、美しく老いる」というテーマを考えていかなければなりません。
では、閉経後の人生を安らぎと幸福の時間にするには、どうしたら良いでしょうか。
そのポイントは、生活の質(QOL)が損なわれないようにすることです。

では、生活の質は何が原因で損なわれるでしょうか。
例えば、寝たきりの生活になる原因は、脳血管障害と骨折です。そして、これらを引き起こす原因が、動脈硬化と骨粗鬆症ということになります。QOL低下の最たるもの、寝たきりの生活にならないためには、この動脈硬化と骨粗鬆症を予防することが何よりも大切になります。
そしてこの動脈硬化と骨粗鬆症を招く要因である脂質異常症と骨量減少は、更年期障害で起こる女性ホルモンの減少に起因されると言われています。
更年期のステージはまさに健康の曲がり角です。この時期に更年期障害を克服し、骨量減少や脂質異常症の管理をすれば、その後のQOLを保ち、『健康で美しく老いる』ことができると思います。そのお手伝いが更年期医療です。当院が「かかりつけ医」としてサポートさせていただきます。
当院は完全予約制です。
ネット予約では受診希望日の45日前から予約可能、
24時間受付しています。ネット予約でお困りの方、突発的な症状による予約のご相談はお電話にてお願いします。
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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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休診日:木曜日、日曜日
午後休診:月曜日、火曜日、土曜日
完全予約制ですので、事前のご予約をお願いします。
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